【宅建】短期合格勉強法!17日で合格するための短期必勝プランと攻略勉強法!
宅建試験を短期で一発合格するための必勝プランです。
「勉強の手順がわからない」「何から手をつけていいのかわからない」「効率よく宅建の資格を取得したい」、そんな人に役立ちます。
フローチャートには、独学の方におすすめのテキストと問題集を表示していますが、通信・通学の方はその部分をお持ちの教材に差し替えてご利用ください。
フローチャートの後に各ステップでの勉強のポイントを解説しています。
・短期一発合格のための基本フローチャート
・ステップ①:テキストの流し読み<1日~数日>
・ステップ②:過去問題集1年分<1日>
・ステップ③:テキストのマーカー引き<4日~2週間>
・ステップ④⑤:過去問3年分<3日>
・ステップ⑥:マイ虎の巻作成<3日~1週間>
・ステップ⑦:過去問題集1年分<1日>
・ステップ⑧:一問一答問題集<1日~数日>
・ステップ⑨:⑦⑧2年分<2日~1週間>
・ステップ⑩:本番仕立て練習<1日~3日>
・【サービス問題対策をする】
・ステップ⑪:当日。マイ虎の巻の完璧インプット! .
短期一発合格のための基本フローチャート
フローチャートの最後に各ステップでの勉強のコツがわかるよう解説を掲載しています。
(※ここではしっかり考え、理解しながら読み進めます) <4日~2週間>
※間違った箇所を参考書とつきあわせながらチェックし、なぜ答えはそれなのか
その理由を理解して、考え方の修正を行います。
※通勤通学が徒歩の場合は、重要ポイント555に附属の音声ダウンロードを活用して、耳からも覚えるとさらに効果的。
時間配分のチェックと、勘違いや覚えていない箇所の調整をする。<1~3日>
各ステップの解説と勉強のコツ
①テキストの流し読み <1日~数日>
テキストを最初から最後まで、一度流し読みします。宅建で使われる専門的な言葉に触れながら、宅建学習の全体的なイメージをつかむのが目的です。この段階ではあまり細かく気にせず、宅建の学習で頭の中にどれくらいの大きさの知識部屋を用意すればいいかをなんとなく把握する感覚で、さらりと読み進めてみましょう。
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②過去問題集を1年分解く <1日>
①と同じく、宅建の全体像を把握するために行います。宅建試験では、毎年似たような問題が出題される傾向にあります。ですから、①のテキストの流し読みで全体像をイメージし、②の過去問題集で出題傾向に接すれば、重要箇所が把握しやすい資格でもあるのです。
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③テキストのマーカー引き <4日~2週間>
①②のステップで、宅建の全体像がイメージできましたので、ここで、テキストを今度はしっかり理解しながら読み進め、同時に重要ワードにマーカーを引いていきます。重要ワードにマーカーを引くことで、次にテキストを開いた時に、重要ポイントが効率よく目に飛び込んできますので、記憶に残りやすくなおかつ学習時間の短縮にも効果的です。
④過去問を1年分解く <1日>
過去問題集を1年分解き、間違った箇所をテキストと突き合わせながら、「なぜ私はそう答えたのか」、「本当の答えはなぜそれなのか」、理由を理解して、考え方の修正を行います。ここをしっかりやれれば、理解が深くなり暗記量を減らせます。「なぜ?」「そうか!」という感動が記憶の定着を後押しし、さらには宅建の学習を「面白い!」と感じるきっかけにもなり、吸収の深さ・スピードがどんどんアップします。
⑤ ④をあと2年分繰り返す <2日>
同じ要領で、④を2年分繰り返します。
⑥マイ虎の巻の作成 <3日~1週間>
ここまでのステップで、宅建の重要箇所や試験に出題されるポイントが把握できていますので、それを念頭に「マイ虎の巻」を作成します。
ポイントは、できるだけページ数を少なく、コンパクトにまとめることです。ノート10枚(20ページ)程度に収めることを勧めています。
ノートは、大学ノートでも良いのですが、A5サイズのバインダーノートをおすすめしています。そのサイズであれば外出時のバッグにも入れやすく、電車やバスなどの車内でも広げやすい大きさです。また、バインダーであれば、暗記ができている度合いや苦手箇所や重要度などに合わせてページの入れ替えが自在にでき、使い勝手がいいのではないでしょうか。
当サイトでイチ押し教材の「とらの巻」には、とらの子という暗記用の冊子が附属してありますが、やはりマイ虎の巻の作成がおすすめです。というのも、全体を10枚にまとめる作業そのものが暗記と知識整理になり、しかも自分でまとめたものならいつでもどこでも一瞬見ただけで内容が頭の中に甦ります。作り方の解説は下記ページに掲載しています。
▶苦手な暗記がラクになる!宅建試験を簡単にするマイ虎の巻の作成法
さあ、このステップで合格のために最も重要なマイ虎の巻が完成しました。あとは、通勤通学や昼休み、待ち時間などの隙間時間を利用してマイ虎の巻に目を通し暗記します。隙間時間は1日に何度かあると思いますので、その都度目を通せば、試験日までに頭に入ってしまうのではないでしょうか。
⑦過去問題集を1年分解く <1日>
ここからは、隙間時間にマイ虎の巻で暗記を図りながら、自宅でのがっつり時間に過去問をすることで勘違いの修正や苦手分野のあぶり出し、あるいはひっかけ問題にひっかからないよう実践を積みます。
⑧ ⑦で間違いの多かった苦手分野を一問一答問題集で徹底的に鍛える <1日~数日>
⑦で間違った箇所の理解を深めるとともに、間違いが多かった分野を一問一答問題集で徹底的に鍛えます。一問一答問題集は、分野別に収録されているだけでなく、各分野のさらに細かい項目ごとにまとめられています。ですから理解ができていない項目や苦手な箇所をピンポイントで鍛えることができる問題集です。
(スマホ愛用者向け。アプリ付き) |
よく皆さんがおっしゃるのは、権利関係(民法)が苦手だから権利関係を捨てるというような勉強法をいわれるのですが、権利関係は約14問出題されますので、権利関係を捨てて合格するには、他をほぼ満点取る覚悟で学習をする必要が出てきます。
3つの分野にそれだけのエネルギーをかけるのであれば、一問一答問題集で権利関係を鍛えたほうが効率がよいのではないでしょうか。3分野で乗り切ろうとしても、完璧にやったつもりでも、ひっかけ問題にひっかかったり、緊張で頭が回らなかったりして取りこぼしが出るものです。1点2点足りなかったために合格できなかったというような悔しい思いをしないためにも、権利関係もある程度勉強をしましょう。
捨てる科目を作らないほうが合格の確率は高くなります。また、権利関係を簡単にする勉強法があります。それは、あなたが元から持っている価値観(善悪の判断基準)と国が定める価値観(善悪基準)のズレを確認するというやり方です。
人間の価値観というのはそんなに簡単に変わるものではありません。ですから価値観が一致している部分は覚える必要がありませんし、違っている部分を発見したらテキストを読んで理由を探ります。理由を知って、「なるほど!」と思うかも知れませんし、「それでも納得できない!」と感じるかも知れません。その心の動き(感動)が記憶の手助けになったり、権利関係を楽しく感じさせてくれたりします。問題集で間違った箇所は、テキストで理由を確認して価値観の違いに心を動かしてみましょう。
⑨ ⑦と⑧を2年分繰り返す <2日~1週間>
⑦と⑧をあと2年分繰り返し、勘違いや苦手科目のチェック漏れがないようにします。
⑩試験が近づいたら、残りの過去問題集を2時間のタイム内でやる <1日~3日>
この段階ではもう本番へ向けての練習になります。スマホのタイマーなどを使って、本番と同じ2時間のタイムを計ってやってみます。ここで本番での時間配分を考えながらチェックしたり、勘違いや覚えていない箇所の最終調整をします。過去問題集12年分をお持ちの方は、この時点で5年分残っているはずですから、それを使いきります。
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また、本番での時間配分をうまくやるための方法は、▶気になる試験当日!どう受ける?有利になる裏ワザとはをご覧ください。
【サービス問題対策をする】
宅建にはサービス問題があるということを、別の記事でお話しました。ここでもう一度、そのことに触れておきます。宅建試験では、その年の4月1日までに法改正が施行された中からも毎年出題されています。法改正の量はそれほど多くはありませんから、これを取りこぼす手はありません。この法改正を試験日の数日前にチェックし暗記することを勧めています。もっと早くチェックし暗記してもよいのですが、使っているテキストや問題集をチェックして全て書き換え…という作業に時間を使うよりは、試験直前に法改正部分を暗記したほうが得点に結びつけやすいという考え方です。法改正部分は当サイトに掲載予定です。
試験日まで余裕がある…それなら総仕上げに最新年の法改正を織り込んだ直前予想模試問題集をやってみませんか?
⑪いよいよ試験当日!
試験当日は、マイ虎の巻を暗記漏れがないよう徹底的に頭に叩き込みます。また当日は、教室の確認や開始30分前からの注意事項説明など、何かと時間を取られることがありますから、早めに試験会場に到着するように心掛けましょう。
「ファイト!!」
まとめ
●テキストの流し読みで宅建学習の全体像をイメージしよう
●初期段階で過去問にチャレンジし
て宅建試験の全体像を把握しよう
●苦手分野は一問一答問題集で効率良く鍛え上げよう
●アンチョコで隙間時間を有効活用しよう