宅建 市販テキストの特徴比較と学習タイプ別おすすめテキスト

宅建試験を独学で合格するには、テキストと問題集は必須の教材です。

なかでも自分に合ったテキストを選ぶことは、あなたにとっての宅建試験の難易度を決める大切なポイントになります。

文章で丁寧に解説されたほうが理解が進みやすい人、絵的・図的に説明してもらったほうが頭にスッと入って来るという人、硬すぎるとやる気が出ないという人やその逆の人……さまざまですよね。

 

そこで、学習タイプ別おすすめテキストとその特徴をまとめました。

 

 

1.公式を丸暗記するタイプ、絵的に示して欲しいタイプの人に(例題付き)

丸暗記が得意なタイプの方、絵や手書きで解説されると理解が進みやすいタイプの方に向いているテキストです。

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2021年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)

みんなが欲しかったシリーズの宅建テキストです。

勉強は、理解と暗記を共に深めていくことが大切ですが、そんな中でも、理解にウエイトを置けば成績が伸びるタイプと、暗記にウエイトを置けば伸びるタイプとにどうしても分かれますよね。

このテキストは、どちらかというと丸暗記にウエイトを置くタイプの人、また視覚に訴え絵的に解説してほしいタイプの人に向いています。

一方、カラフルでなおかつ板書のような図解を多用しているため、自分でマーカー入れをしながら学習を進めたい人には向きません。好みが分かれるテキストです。上記リンク先で中身を一部見ることができます。

●冊子を3分冊に切り離して持ち運びしやすい作りにしています。

●多色使いでカラフルです。

●項目ごとに例題を解きながら進む構成になっています。

●ページ数:602ページ

●価格:3,300円

 

2.言葉より図で示して欲しいタイプの人に(高出題32基本テーマ付き)

言葉で解説されるより図的に示してもらったほうがやる気も理解も深まるというタイプの方に向いています。


わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2020年度 (わかって合格る宅建士シリーズ)2019/12/26発売

前述のみんながほしかったシリーズに比べると、板書がないぶん好き嫌いはそれほど分かれないテキストです。カラフルで図解が多いこと、解説文に下線が多いのが特徴です。これは過去12年分の出題箇所に下線を引いているためです。テキストを読みながら過去の出題箇所の把握もできる面白い作りになっています。カラフルゆえに見やすいという人と、カラフルだから見ずらいという人に分かれますのでこちらもリンク先にて中身をチェックの上ご検討ください。

●分野別に4分冊できる作りになっています。

●フルカラーです。

●解説はみんながほしかったシリーズより多く、その他のテキストより少なめ。巻頭に出題頻度の高い基本テーマをコンパクトにまとめた特集があり、宅建学習の概略が掴める工夫があります。

●ページ数:738ページページ

●価格:3,300円

 

3.絵的かつアットホームな雰囲気でやる気が出るタイプの人に(過去問ベスト付き)

動物キャラが好きな方は迷わず選ぶ一冊ではないでしょうか。各項目ごとに動物のイラストを使った解説があり、遊び心があったほうがやる気が起きるという方におすすめです。


スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト 2020年度 (スッキリわかるシリーズ)2019年12月5日発売

 

イラスト入りでやる気を促す工夫があり、図や表も適切に使われています。解説文はイラストの和やかさをピリッとしめる表現になっています。ただブツっと切るような解説文はやや好みが分かれるところです。こちらもリンク先で中身を見ることができます。

●分野別にテキスト4分割にできる切り離し型

●2~3色刷り

●ページ数:708ページ

●価格:2,970円

 

4.理解が伴わなければ暗記しずらいタイプの人に(わかりやすい言葉と解説)

どちらかといえば丸暗記が苦手な理系脳の方に向いています。理解しながら公式を覚えるタイプの方におすすめです。

2021年版 らくらく宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)

解説文が主体でありながら図表も適切に入っています。一夜漬けで丸暗記というより、理解しながら覚えていくタイプの方に適しています。

語呂合わせや替え歌で暗記を促す工夫、難解なワードをわかりやすく浸透させる表現の工夫(例:心理留保→冗談)があります。

●2色刷り

●ページ数:546ページ

●価格:3,300円

 

5.文章解説を自分で図解しながら覚えるタイプの人に(宅建用語解説付き)

東大生のノートは見やすいというのが一時ブームになりましたが、まさに、文章解説を自分で見やすい形にまとめていくことで理解を深め同時に記憶にも入れていく、そんなタイプの方におすすめです。


2020年版 パーフェクト宅建の基本書 (信頼と実績のパー宅)2020年2月19日売

他のテキストに比べると文章解説の割合が圧倒的に多いのが特徴です。そのため真に理解を深めやすいテキストとも言えます。文章が多いものの図表も入っています。2色刷りで落ち着いた学習をしたいという方に適しています。

●2色刷り

●巻頭に用語解説と出題されやすい重要判例が付いています。

●ページ数:736ページ

●価格:3,080円

 

6.文章に適宜図表が入る中間タイプの人に(例題付き)

ここまで、絵や図表で視覚的に学習させるタイプのテキストと、文章での理解にウエイトを置いたテキストを挙げてきましたが、こちらのテキストはその中間タイプになります。

2021年版 ユーキャンの宅建士 速習レッスン (ユーキャンの資格試験シリーズ)

 

文章解説を主としながらも、適切な図表が入っている一般的な構成のテキストになります。

用語集を引かなくてもその場で解るよう、本文サイドに用語解説、押さえておきたいポイント講義などが適宜記載され、スムーズに勉強が進むよう工夫されています。重要度と頻出度が表示されていて効率よく得点力アップが図れる工夫があります。

●2色刷り

●レッスンごとの例題付き。

●ページ数:728ページ

●価格:3,080円

 

7.中間タイプにインパクト表現を加えたオールマイティーテキスト(別冊暗記用とらの子付き)

ここまでご紹介してきたタイプの、どのタイプの方にも馴染みやすいテキストになっています。

2020年版 どこでも宅建士 とらの巻 【法改正対応/短期決戦型テキスト】

こちらのテキストは表現や解説手法にインパクトを加えて理解と記憶定着が進みやすい工夫があります。短期決戦型と銘打つだけあって、合格を睨んだ大変良い作りになっています。宅建試験は試験実施年の4月1日までに施行された法改正からも出題されますが、このテキストは毎年5月に発行されるため、最新版は法改正を織り込んだ内容になっています。

●2色刷り

●別冊暗記用とらの子が付いています。

●ページ数:560ページ

●価格:2,420円